宮沢賢治の作品には、「鹿踊りのはじまり」「風の又三郎」「永訣の朝」など花巻の方言で書かれた童話や詩があります。こちらの方言に馴染みの無い読者は、意味が分からないところもあるでしょうし、ましてや読み方となると当地の発音やアクセントとかなり違ってしまうとおもいます。
 賢治作品は朗読を聴くことにより、より深く味わえるとも言われています。また花巻弁で書かれている童話の会話場面は、方言による読み方を聞くと自然と理解できるとおもいます。

ざしきぼっこの会

 私たち宮沢賢治・花巻市民の会の会員による朗読グループ《ざしきぼっこの会》は、方言で書かれている賢治作品を花巻弁で読む活動を行っています。
 毎月の宮沢賢治カフェでは、毎回賢治作品を耳から味わってもらおうとおもい、おもに童話作品を読んでいます。とくに方言作品の朗読は得意とするところです。機会があったら是非お聴きください。

ご要望により作品朗読の場を設けたり、あるいは出前にもお応えいたします。
ご希望でしたなら〈問い合わせ〉フォームからご連絡ください。
「決してご遠慮はありません」